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ゴミ屋敷の片付けは自分でできる?判断基準や手順、汚さないコツも

ゴミが散乱した部屋

 

家がゴミ屋敷のような状態になってしまった場合、なかなか自力で片付けるのは難しいという話をよく聞きますよね。ですが、業者に依頼するのは費用がかかるし、何とか自分で片付けたいと考える方も多いはず。そこでこの記事では、ゴミ屋敷を自分で片付けられるかどうかの判断基準や、自力で片付ける手順、ゴミ屋敷に逆戻りしないためのコツについて解説します。

この記事を読むための時間:3分

ゴミ屋敷の片付けは自分でできる?

ゴミ屋敷の片付けは、業者に依頼すれば簡単に解決しますが、できるだけ費用をかけずに対処したいと考える方も多いでしょう。ここでは、ゴミ屋敷を自分で片付けるメリット・デメリット、自分で片付けられるかどうかの判断基準についてお伝えします。

ゴミ屋敷を自分で片付けるメリット・デメリット

ゴミ屋敷を自分で片付けるメリットは、何と言っても費用がかからないことです。また、自分で片付ければ、必要な物を捨ててしまったり不要な物が残ったりといったトラブルもなく、自分のペースで片付けられるというメリットもあります。

 

一方デメリットとしては、とにかく手間と時間がかかること、不衛生な状況になっている場合に健康被害が出る可能性があること、体力的に大変な作業であることなどが挙げられます。

ゴミ屋敷を自分で片付けられるかどうかの判断基準

ゴミ屋敷を自分で片付けられるかどうかは、以下の4点を基準に判断するといいでしょう。

 

  1. 3DK以内である
  2. 水回りが機能している
  3. 支障はあっても生活できている
  4. ゴミが腐敗していない

 

まず、自分で清掃できる範囲は3DKぐらいまでと考えた方がいいでしょう。それ以上になると長期戦になってしまうためやり遂げられない可能性が高いです。二つ目は、キッチンやトイレ、風呂などの水回りが機能していることです。そもそも水が使える状態でなければ清掃作業は難しいでしょう。

 

三つ目は住人が問題なく生活できているかどうかです。多少支障があっても生活できているのであれば、不要な物を処分するだけで解決できます。最後に、散乱しているゴミの中に腐敗しているものがないかどうかです。腐敗物や害虫が発生している場合、徹底的な清掃や消毒作業が必要となるので素人では対応が難しい場合があります。

ゴミ屋敷を自分で片付ける方法

ゴミ屋敷を自分で片付ける手順は、以下の通りです。

 

  • 事前準備
  • 害虫を駆除する
  • 明らかにゴミとわかるものを処分する
  • 仕分け作業後捨てるものを搬出・処分する
  • 清掃作業

 

それぞれ詳しく解説していきます。

事前準備

人手とスケジュールを確保したら、まず必要な物を準備します。準備すべき物は以下の通りです。

 

  • マスク、軍手、エプロン
  • 大量のゴミ袋、段ボール、ガムテープ、紐
  • 殺虫剤
  • 基本的な掃除用具(雑巾、バケツ、洗剤、モップ、掃除機、ほうきなど)
  • ゴミを積むための車両(トラックなど。ゴミ処理センターに持ち込みのであれば持ち込み可能な時間帯を確認しておく

害虫を駆除する

まず、害虫対策を行います。できれば前日に霧状の殺虫剤を使って部屋全体の害虫を駆除しておくとスムーズです。当日はスプレータイプの殺虫剤を使い、駆除しきれなかった害虫を駆除しながら作業を行います。

明らかにゴミとわかるものを処分する

入り口付近から順に、明らかにゴミとわかるものをどんどんゴミ袋に入れて処分していきます。ゴミの分量を減らすことで、一気に作業がしやすくなります。

仕分け作業後捨てるものを搬出・処分する

捨てるか迷った物を、「捨てる物」「捨てない物」「保留」に分けていきます。捨てない物、保留の物は一旦段ボールなどに入れておきましょう。仕分けが終わったら捨てる物を搬出します。

清掃作業

ゴミを運び終えたら、清掃作業に入ります。掃除機やほうきで埃を取り除いたら、雑巾やモップで念入りに拭き掃除しましょう。もし生ごみなどから液体が漏れていた場合は、強力な洗剤を使って徹底的に除去する必要があります。

ゴミ屋敷に逆戻りしないためのコツ

せっかくきれいに掃除しても、すぐにゴミ屋敷に逆戻りしてしまっては意味がありません。整理整頓のコツは、物の定位置を決めることです。使いっぱなしにせず、元あった場所に戻すだけで、きれいな状態をキープできます。また、日用品などは買いすぎやストックしすぎに気をつけましょう。掃除の時に「保留」にしたものは定期的にチェックし、やはり使わないと判断したら潔く捨てましょう。

自力での対応が難しい場合はプロに依頼しよう

ゴミ屋敷を自力で片付けるためには、事前準備と計画性が大切です。協力してくれそうな家族や友人がいるのであれば声をかけ、効率的に行いましょう。もし、通常の生活ができない状態に陥ってしまった場合は、一人で抱え込まずにプロに相談することをおすすめします。

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