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ゴミ屋敷では孤独死が起こりやすい?原因や発生させないための対策も

孤独死が起きてしまったゴミ屋敷

 

ゴミ屋敷で孤独死が起きたというニュースを耳にしたことがある方も多いと思いますが、実はゴミ屋敷と孤独死には密接な関係があることをご存知でしょうか。家がゴミ屋敷化してしまうと自然と周りとの接触を避けるようになるため、異変があっても周囲から気付かれにくくなり、孤独死が起きやすくなります。。この記事では、ゴミ屋敷にならないための対策についてご紹介します。

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ゴミ屋敷で孤独死が起きやすい理由

ゴミ屋敷では孤独死が起こりやすい傾向があります。その理由は以下の4つです。

単身世帯だから

ゴミ屋敷は単身世帯である確率が高いです。「ゴミ屋敷」というと一戸建てを思い浮かべるかもしれませんが、近年では、アパートやマンションなどの一室がゴミ屋敷化しているケースも多く、そのほとんどが単身世帯です。

心身に疾患を抱えているケースが多いから

ゴミ屋敷の住人は、心身に疾患を抱えているケースが多いことがわかっています。家族や地域からの孤立、家族を失ったショックといったことから、うつ病などの精神障害、認知症、身体疾患まで、症状はさまざまです。経済的に困窮している世帯が多いことも見逃せないポイントです。

ゴミ屋敷の住人は周囲から孤立していることが多いから

ゴミ屋敷の住人は、周囲と関わりを持たず孤立していることが多いです。溢れるゴミや異臭などが原因で近隣住民とトラブルになっているケースも多いため、異変があっても気付かれることなく発見までに時間がかかります。

ゴミ屋敷ならではの事故・病気の危険性があるから

ゴミ屋敷は、通常の室内よりも事故や病気の危険性が高いです。例えば夏場にエアコンを使おうとしてもゴミに埋もれてリモコンが見つからず熱中症になってしまったり、差し込んだままのプラグにゴミが溜まって発火し火災が起きてしまったり、高く積まれたゴミのせいで転倒してしまうなど、例を挙げるときりがありません。

ゴミ屋敷で孤独死を起こさないための対策

ゴミ屋敷で孤独死を起こさないためにできる対策をご紹介します。

とにかくゴミを片付ける

ゴミ屋敷で孤独死を起こさないためには、まずとにかく蓄積したゴミを片付けることです。ゴミを片付けるとひと口に言っても、ゴミ屋敷のゴミは一人の力で簡単にどうにかできるものではありません。腐敗したゴミから出た液体が床板や壁を浸食していたり、害虫の巣窟になっていることも珍しくありません。ゴミ屋敷の清掃は、費用がかかっても特殊清掃業者に依頼するべきでしょう。

心身のケアを行う

ゴミ屋敷は、ゴミをきれいに片付けただけでは解決しません。ゴミ屋敷になるに至った原因を改善しなければ、また同じ繰り返しになってしまいます。具体的には病院に通わせたり、福祉サービスを利用するなどの方法をとることになりますが、いずれにしても本人の症状と希望に合ったケアを行うことが大切です。

状況に応じてサポートサービスを利用する

最近では、離れて暮らす家族のための見守りサービスを利用する人が増えています。見守りサービスには、直接自宅を訪問してくれるものから、人感センサーなどで活動していることを知らせるものまでさまざまなタイプがあります。同居が難しい場合は、まず見守りサービスの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

異変を見逃さないよう早めに対応することが大切

ゴミ屋敷は死につながる危険が多く、異変が起きても周りから気付かれにくいという特徴があります。ゴミ出しができなくなる理由にはさまざまなものがありますが、加齢によって誰にでも起こりうるということは覚えておくべきでしょう。遠方の家族が住んでいる部屋がゴミ屋敷化していたら、まずゴミを片付けて心身状態の改善を図り、見守りサービスなどを上手に利用して孤独死を防ぎましょう。

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