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ゴミ屋敷が原因で受ける健康被害とは?病気の種類と対処法をご紹介

健康被害を及ぼしかねないゴミ

 

ゴミ屋敷に住んでいる人は、健康被害を受けやすいというリスクがあります。中には命に関わるような病気を引き起こすケースもあるので、一刻も早くゴミを片付けてきれいな状態に戻す必要があります。この記事では、ゴミ屋敷に住むことで起こり得る健康被害と対処法について解説していきます。

この記事を読むための時間:3分

ゴミ屋敷に住むことでどんな健康被害が起こるの?

ゴミ屋敷に住み続けると、以下の健康被害が起こります。

 

  • 感染症
  • 外傷
  • 喘息
  • 食中毒
  • うつ病などの精神疾患

 

それぞれ詳しく解説していきます。

感染症

ゴミ屋敷に住んでいることで、細菌が粘膜に付着し、感染症が発症する恐れがあります。ゴミ屋敷の中にはハエやゴキブリ、ダニはどさまざまなウイルスを媒介する害虫が繁殖しているため、細菌やウイルスの巣窟になっている可能性が高いです。これらが媒介する病気には、重症化すると死に至るものもある、注意が必要です。

外傷

ゴミ屋敷にはゴミが大量に積まれているため、転倒や怪我の危険性が高いです。傷口から細菌やウイルスに感染するリスクもあります。

喘息

ゴミ屋敷には大量の埃や粉塵が蓄積しており、動くたびに空気中に舞い上がります。この埃や粉塵にはダニの死骸や排泄物、カビなどが含まれており、それを吸い込むことでアレルギーを引き起こす可能性があります。アレルギーが原因で気道に炎症が起きると、喘息や呼吸困難を起こす場合もあるので注意が必要です。

食中毒

ゴミ屋敷には食中毒の危険も潜んでいます。微生物やウイルスが大量に浮遊しているゴミ屋敷では、周りの物に触れた手で食べ物を食べることで、たとえ消費期限内であっても食中毒のリスクが高まってしまうのです。

うつ病などの精神疾患

ゴミ屋敷に住み続けると、気づかないうちに精神的なダメージが蓄積されます。落ち込みが激しくなると、うつ病などの精神疾患を発症する恐れもあるので軽視できません。元々うつ病になりやすい人がゴミ屋敷に住むことでうつを発症し、悪化する悪循環に陥ってしまいます。

健康被害が起きた場合の対処法

何らかの健康被害が起きたら、まずは医療機関を受診しましょう。ゴミ屋敷にはさまざまな細菌やウイルスが潜んでいるため、予想とは違う病気に侵されているケースも多いです。市販薬をあれこれ試すよりも医療機関で診断してもらったうえで、適切な処置をしてもらった方が良いでしょう。

 

症状が改善したら、再発を防ぐためにもゴミを片付けることを検討しましょう。どうしても自力で対処が難しい場合は親族に相談したり、専門業者に片付けを依頼するのも一つの方法です。

ゴミ屋敷の近隣住民が注意すべきこと

ゴミ屋敷の被害は、近隣にも及びます。まず、ゴミ屋敷に住んでいる動物や、ゴミ屋敷で発生した害虫には極力触れないようにすることが大切です。特にハエはわずかな隙間でも侵入するので、虫除けや防虫剤などでできるだけ防止しましょう。

 

ゴミ屋敷のトラブルを解決したいからといって、住人と直接話し合いをすると更なるトラブルに巻き込まれる可能性があるので要注意です。なぜなら、先述の通り、ゴミ屋敷に住んでいる人は精神的な疾患を抱えているケースが多いからです。トラブルがあった場合は行政に相談しながら慎重に話し合いを進めるようにしましょう。

一日も早くゴミ屋敷を片付けて健康被害を防ごう

ゴミ屋敷に住み続けると、さまざまな健康被害を引き起こす恐れがあります。目に見える怪我や病気だけでなく、ゴミ屋敷に住み続けることで精神的にダメージを受ける可能性も否定できません。実際に病気になってしまう前に、まずはゴミ屋敷から抜け出す方法を考えましょう。自分の力ではどうにもならない時は、プロに依頼して解決するのも一つの方法です。

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